遺伝子の設計図と、現物の肉体

人間のカラダは常に代謝していて、口から取り入れた各種の物質が消化され、カラダを構成する各種の細胞に作り変えられてということが本人は寝ても覚めていても間断なく行われています。

このお陰で、人間のカラダは2年もあると物質的には完全に入れ替わっています。外見としては同じEnishiを保っているのですが、物質としては2年前のEnishiとは全く別物が目の前には立っているわけです。

この芸当を可能にしているのが言わずと知れた遺伝子で、この設計図があるために物質としては完全に入れ替わったとしても外見的な同一性、アイデンティティを保っていられます。

ところが1つ、不思議な現象があったので何人かのお医者の先生に尋ねてみたもののまともな回答を得られていないものがあります。

「傷痕」です。

Enishiも十年以上前、パソコンの組み立て途中に手元が狂って右手の親指をザックリと切ってしまって5針ほど縫ったことがあります。

親指の第2関節あたりに「く」の字で見えるのがそれです。

もう10年以上経っているのですが、(2006年の夏にケガしたので)傷痕としては完全に分かる残り方です。

ここが不思議なところなのです。

「2年で物質としては完全に入れ替わる」

「傷は当然、遺伝子には記録されていない」

という前提があると、傷痕がこんな感じでいつまでも残ることの説明が難しいのです。

これは仮説なのですが、「人が生きているその一生の間に役立つだけの微調整を掛けるためのフィードバック機構」みたいなのが遺伝子には備わってるのではないかと。

「折れた骨が修復すると太く頑丈になる」「継続的に摩擦する場所は皮が厚くなる(鉛筆ダコや力士の足の裏とか)」

切った傷痕を敢えて残すのは、なんででしょう?「肉を切るような危険なイベントの記憶を残して注意喚起」でしょうか?(笑)

人間の肉体にはまだまだ分からないことが一杯です。

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