国を挙げた副業解禁の流れ

厚生労働省だったか、経済産業省だったかが、副業を認めた形の就業規則の雛形を作ったというから随分と流れも変わってきたものだと思うこの頃。民間でそれなら公務員も、ということで公務員の就業規則にもメスが入りそうです。大いに結構。皆で復業。仕事は2つ以上持ってて当たり前という社会にしましょう。

知人がイタリアに旅行に行った際、驚いたというエピソードを紹介すると、ホテル近くの小さなバーで飲んでいたら、日本人が珍しいのか地元の人と思しき人々が話しかけてきたという。

英語が通じるので色々な話をしたが、日本での職業を聞かれたので「建築士」と答えた。相手のイタリア人の男性は、「それは立派だな~」的な反応を返してきて、即座に「他には?」と問うてきたという。

「いや、仕事は普通1つでしょ」と言い返すと、相手は目を丸くしていたそう。そのイタリア人の男性は、なんと日中は小学校だかの先生をやっていて(公務員)、夕方以降は地元のバーでバーテンをやっているという。

こんなのが当たり前なのがヨーロッパ。決められた時間、契約の枠内で働いたら他には何をしていようと個人の勝手でしょうという(そらそうだ。キリスト教圏には基本「神様との契約」という概念が誰の根っこにもあるから、こういう考え方が当たり前になるのかと)素晴らしい文化です。

日本の副業禁止制度は、極論すれば憲法違反です。偽りの目標管理制度で縛ってみたところで、達成したって昇進も昇給も約束できないという会社ばっかりなのに、それでいて「ウチの会社が渡す給料以外にはカネを稼ぐな」というのがどれだけ傲慢な要求か、日本の人々はもっと怒るべきです。

この本を読むと、成果主義なんてのはただの人件費削減のための道具に過ぎなかったということが良く分かります。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る