医療用アロマ

アロマテラピーというと、香りによるリラックス効果というのは確かにあってとても分かりやすいことではあるのですけれども、それ以上でもそれ以下でもなく、というくらいの捉え方でした。瞑想用途でいうと、サンダルウッド(白檀)については事前に焚いておくと「ふむ、落ち着くかなあ」ということはあって無いよりはあった方が、プラスαを期待できるだろうか、というレベルのものだとばかり思っていたのです。

ところがこれは、「ごく一般の流通網に出回っているアロマオイル」と、「医療用に使える品質の高いアロマオイル」とをいっしょくたにしてしまっているがゆえの誤解だったということが最近分かりました。一般の流通網に出回っているオイルだと、まず直接皮膚に塗布したり、ましてや飲んだりということは不可能です。ところが、医療用アロマについては普通にそういった用途に使うのです。粗悪品は余計な化学物質で香りをごまかしたりということが平然と行われており、逆に医療用アロマについては真にオーガニックな、防腐剤などを一切使わない精油が用いられています。精油はその名のごとく、精製する油なので、当然ながら濃集されたエキスです。農薬などが残留してしまっている農場で栽培された作物を濃縮すると、当然ながら残留農薬も濃縮されます。これが原因で、特に肌に直接塗ったり飲んだりということが御法度なのです。これが、ごく普通のアロマオイルの限界なのです。

冒頭にご紹介したような、3冊の本の内容に触れていわゆる「メディカルアロマ」の存在を知ったのですが、これらの効果は普通に薬剤と同等のレベルに達します。

  • イランイランの動脈硬化改善効果(たった30分程度の芳香浴で結果が出る。)
  • オレンジスイート、グレープフルーツ、イランイランの偏頭痛発生の抑制効果
  • マカダミアナッツオイル10mlを肌に塗布するというトリートメント20分で、90分後に対象群と比較して優位に血糖値が低下する
  • ティートゥリーを5%に希釈したオイルの塗布・20分後の洗い流しという処置で、45日間でニキビの数がおよそ半減
  • 柚子シードオイル2mlの28日間の塗布で、メラニン色素の量が有意に減少
  • ストレスの指標値である唾液コルチゾール量が、ローズの芳香浴により有意に低下する
  • 高度アルツハイマー群の患者への芳香浴で、認知機能の有意な改善が見られる
  • オレンジスイートの芳香が、快眠と覚醒後のパフォーマンスの増大をもたらす

いずれも、医者の方が立ち会って非常に緻密な条件を整えて実験を行った結果です。これらには驚きました。たかが香り、されど香りです。

そうはいっても、品質が高い分かなり高いのでしょう?というのが一般的な感覚になってしまうと思いますが、生産から販売までを一社で一気通貫で担う形で中間流通マージンを省くことで、市販のアロマと同等か、それ以下の値段で上記のような医療用の品質のアロマを販売している業者は少ないながら存在しています。

ご希望があればメーカーのご紹介、製品の販売を致しますので遠慮無くご連絡下さい。ちなみにエニシは、瞑想用にティーツリー、睡眠用にオレンジ、覚醒の為にペパーミントといった使い分けで日常的に愛用しています。

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