地球大紀行:オゾンホールと人類の学び。

30年前。当時小学生の1年か2年だった私の脳裏に強烈に残っている科学の特番に、NHKの『地球大紀行』があります。今思うと、小学校の1-2年でよくぞこの内容を理解してしかも覚えているもんだなと自分に対して感心したりしてます。2000年前後にDVDのボックスが出ていたようで、中古でヤフオクで落札しました。この間の年末年始はこの地球大紀行の全巻を見て制覇するということを成し遂げました。全12話で、どうやら見逃していたのは一話だけだったようです。他は全部覚えていた。

この地球大紀行の中で、第六巻の一話目に入っている、「多重のバリアー」というお話があり、その中でオゾン層の破壊についても取り上げられていました。オゾンホールの発生メカニズムについて解明した教授の方が(多分、この時点で70歳代の方とお見受けする)、フロンガスについて使用を禁止すべきだということを強く訴えており、この時感じていた彼の危機感が伝わって来ました。

そういえば、最近あまり騒がなくなったけれども、このオゾンホールの問題はどうなったのか。環境問題の最たる例として度々取り上げられたいたけれども、今は??そう思って調べて見たところ、

なんと、オゾンホールは着実に縮んでいました。スゴい!

30年前に警告をしてくれたあの教授の願いは、見事に人類を正しい方向に導いたのだなと、感動しました。これぞ学者のあるべき姿。学者の鑑!

かつてのメソポタミア文明や、インダス文明といった古代文明は、森林の伐採が長期的にどのような悪影響を土地にもたらすかということに智慧が無かったことで、やがて国土が荒れ果て、人が住めなくなったことで滅びたという。これと比べて、今の文明を打ち立てた人類は自分たちの活動が地球にもたらす影響を長期的に慮ることができていて、明らかに危機を回避した。

人類には知恵がある。そんな希望を抱いた出来事でした。

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