消防士のジレンマ

人間関係を形容した有名な格言に、「ヤマアラシのジレンマというのがあります。相手を知ろうと近付けば近付くほどにお互いのカラダの針で傷つけあってしまうという、人間がコミュニケーションを取るときに度々抱える問題を示したものです。

拙著の『地球世界の論点』にも出てくる色々なエピソードとして

・環境保護論者が、環境問題がなくなると困る

・医者はひたすら、病気の人を欲する

・火事が起きなくなった世界で消防士は何を拠り所に生きれば良いか

こんなものがあります。つまり、何かの「問題」が目の前にあり、それを解決することを100%の生業にすると、いざ本当にその問題が解決してしまうと自分が路頭に迷うということ。そうして、ひたすら問題を求めていくわけです。この矛盾はありとあらゆるところに存在して、人類の進化にかなりのブレーキを掛けています。

以前、この現象について、「アイデンティティ・デッドロック」という命名をしたのですが、より表現として象徴的であるのと理解のしやすさから、「消防士のジレンマ」と改名しようと思いました。(しかし消防士の方々を責める意図は一切ありません。)

このジレンマの克服は、

物理次元的には「積極的に副業を認める」こと

そして精神世界の次元的には「不食の肉体を手に入れる」こと

この2点によってしかなしえないのではないかと考えています。さて、とんでもない難題だ(笑)(=ω=)

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