ワークライフバランスを実践する。

高度経済成長が30年くらいありましたか、そしてバブル後の停滞もそろそろ30年を迎えそうかなと。ドイツの労働環境の本を読んでみて思ったことは、

『世代を超えて国家が繁栄する労働の仕組みがまさにこれだ』

ということです。

日本の場合、男は会社に出て、家族も顧みずに滅私奉公するようなスタンスが美徳とされた。一応僕ら(団塊ジュニア世代)もこの価値観は生きている。親父達の世代はその滅私奉公が経済成長という形で結果になり、自分たちの年収に繁栄されたのだからやる意味もあった。少なくともその当事者だった「彼ら」に限定すれば、です。

ところが、親父達を見て育った僕らがその通りやっても結果は出なくて、どれだけ時間を削ったところで豊かにもならず、そうならないのは努力が足りないとかいう言われ方をする。だから労働時間を増やす、そして余暇を削りすぎて結婚もできない、家庭もできない、結婚しても共働きでないと生活が立ち行かない。そうなると子供(次世代)をしわ寄せを受ける。次の世代のパフォーマンスが低下する。次の次の世代のパフォーマンスはさらに低下する。

こんな悪循環を断ち切るのが、ドイツのようなワークライフバランスであり、経営陣と労働者が本当の意味で対等の仕組みなのではないかと思うのです。アホみたいな働き方や、ブラック企業なんてものが野放図の状態は一世代限りは経済成長をパンプアップできるけれども、続いて一世代、次の世代は大幅にパフォーマンスが下がるという、持続可能なものではないのです。これは労働者ひいては国民に対する「焼き畑農業」なのです。

労働者一人一人がこれを痛感してくれればブラック企業なんて全部倒産させることができるだろうのと、もっと労働環境はマシになっていくと思うのです。そしてこれは、「どこかの会社の誰かがやる」ということではなくて、自分自身が9時17時で帰るということを一人一人が実践していくことで実現できるのです。

なので私は9時17時で帰ります(笑)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る