うつ病は「心の風邪」程度では済まない。「心のガン」くらいが適切か。

私自身は、半年以上は掛かったもののシッカリ社会復帰できましたし、うつ病の発症からもう8年以上、ぶり返すこともなく生きているので「うつ病」は文字通り、私にとっては「心の風邪」(いや、風邪で半年は苦しまないが(笑))でした。実際に治ったのです。

ところが、私のうつ病を治してくれたNLP(神経言語プログラミング)による催眠療法も万能ではなく、セラピストの力量に依存するところはあきらかにあるし、NLPが本当に、例えば50%くらいの確率でうつ病を治せるのであればもっともっと普及しているはずですが、残念ながらそうなっていないのは、やはりこれにも限界があるという証拠なのだと思います。

ブラック企業での苛烈な労働環境からうつ病を発症してしまう人もいて、NPO法人のPOSSEの今野代表も仰っています。

「うつ病になる前に、必ず脱出すること。1度なってしまうと、相当の低い確率でしか元には戻れない」

人材派遣業をやっている知人も言っていました

「1度うつ病を発症すると、その後社会復帰できた人というのは、自分の知る範囲では20人に1人(たったの5%です)」

僕のような生還者が、その体験談を語ることで希望を届けたい一心でこの活動も続けていますが、私の力も微々たるもので、私と同じように回復できる人というのは、希有なのです。(それでも、私は自分の講演会を通じて少なくとも5人は社会復帰にまで導けました。それでもたったの5人です。)

 

うつ病になりかけている、というところで脱出するために基準を書いておきます。

・眠れないという状態が1週間以上続いている

・自分の能力などが足りず、役に立たないとか、生きていても迷惑を掛けるばかりだと思う

・記憶力が悪くなる

・1人で判断できない

・朝の気分は最悪だが、昼過ぎから夕方にかけて幾分、気分がマシになっていく

こんな兆候が出始めたら、とにかく1度休んでください。ここで脱出できるかが、その後の人生を全て「黒塗り」のうつ病の闇に沈めて台無しにしてしまうか、休養後に普通の人生を再開できるか、の分かれ目になります。

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